kuroyulily

【「現代魔女」という生き方】

私、黒湯リリィは、現代魔女として生きております。

「魔女」と聞いて、どんな姿を思い浮かべますか?

空飛ぶ箒、魔法の杖、黒い帽子...
多くの人が、映画やファンタジー小説に登場する魔女をイメージするかもしれません。
しかし、現代に生きる「魔女」は、皆さんが想像する姿とは少し違うようです。
実は、魔女は箒で空は飛べませんし、魔法の杖でなんでも願いが叶えられるわけではないのです…
流石に物理法則には抗えません。

じゃあ何者なのか?というと、我々魔女は自然や生き物、人や自分によりそうようなおまじないをしたり、占いをしたり、季節のお祭り事(これをサバトといいます)をして生きております。
それ以外は、なんらみなさまと変わりありません、普通の人間です。
何も特別なところはありません、魔女というのは生き方であり、歩む道だからです。

現代の魔女、すなわち「ウィッカ」とは、1950年代にイギリスで生まれた比較的新しい宗教です。
自然崇拝を基盤とし、魔法や儀式を行うことで、自己成長や癒しを目指します。
ウィッカは、古代ケルトの巫女や、中世ヨーロッパで迫害された魔女とは異なります。

私たちは、自然の力やエネルギーを信じ、それを生活に取り入れています
日本の八百万の神々信仰と似たものを感じますね。

魔女というのは、古代ケルトより始まったものであります。身近なもので例えると巫女さんが近いかと思います。

古代ケルト人は自然崇拝をしてきました、その中でも特に重要視されるのが角ある神「ケルヌンノス」です。
角ある神は、太陽の象徴であり、狩猟や豊穣を司る神様でもありました。
古代ケルト人は、自然を崇拝し、その中でも角を持つ神「ケルヌンノス」を重要視していました。

ですが、やがてキリスト教が広まってくると、異教の神々を排除しようと、角ある神を「悪魔」と祭り上げ、魔女狩りなどが行われました。
中には「魔女っぽい」というだけで処刑された人々もいます
これは、キリスト教の権威を守るため、そして社会の不安や不満のはけ口として、魔女のイメージが利用された悲劇です。
タロットカードの「悪魔」が良い例ですね。

今でも、異教の神々を悪魔だという思想は根付いていますが
それを少しずつ直し、さまざまな現代の要素を取り入れ、復興させたものが我々「ウィッカ(現代魔女)」というわけです。

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